ふくらはぎもボトックスで細くなる?

ふくらはぎを細くしたい何をやっても細くならない…そんなふくらはぎの悩みもボトックスは解決してくれるかもしれません。

ファッションを楽しみたいのに、ふくらはぎが太いせいで何を着ても似合わない、と嘆いている方もいらっしゃるでしょう。ダイエットをしても、ふくらはぎはなかなか細くなってはくれません。

そんな時はまず、ふくらはぎがなぜ太いかを考えてみましょう。考えられる原因は、「筋肉」「脂肪」「むくみ」です。

ふくらはぎの太さの種類を見極めるためには、ふくらはぎの気になる部位を「つまむ」といいでしょう。

気になる部位をつまんでみたとき、肌の表面が凸凹になっていたらかなりセルライトが進行している証拠です。つまむだけで凸凹が出なかった方も、つまんでねじってみると、もしかしたら凸凹が出るかもしれません。それは、セルライトが進行しつつある初期段階です。

また、つまみながらゆっくりと立ち上がったとき、指の中に残っているのが脂肪です。立ち上がるときに、筋肉が動かなければ立ち上がれませんから、指から逃れていったのが筋肉です。この動作で、おおよその脂肪の厚みがわかるのではないでしょうか。

また、つまんで離したときにへこんだ面がゆっくりと戻るようでしたら、それはむくみです。リンパマッサージをするなど、むくみを解消するためのケアを心がけましょう。

筋肉が多い場合は、ボトックス注入が有効

ふくらはぎに筋肉が多い場合には、ボトックスによる治療が最も効果的です。つまんで筋肉量を確認するだけでなく、こんな特徴がないかチェクしてみてください。

ヒールの高い靴をよく履いている
運動部だったが、今は運動はしていない
歩く時は、基本的に早足
つま先立ちすると筋肉がボコッと出る

この4つに当てはまる方は、完全に「筋肉太り」です。ふくらはぎの筋肉だけが発達してしまい、全身のバランスがとれていないため、足が太く見えてしまうのです。

ふくらはぎの筋肉をボトックスでダウン筋肉でふくらはぎが太くなっている場合には、ボトックス注入が最適です。脂肪吸引で脚痩せしたいと考える方もいらっしゃいますが、筋肉が発達しているふくらはぎには効果はありません。

ボトックスを注入することによって筋肉を動かすための成分の分泌がストップされます。すると動くことができなくなった筋肉は萎縮して、徐々に細くなっていきます。筋肉を動かさなくなる、といっても日常生活には支障は出ません。

ボトックス治療の他にも、ふくらはぎを細くするためには、ラジオ波を用いて腓腹筋の神経を特異的に処理し、筋肉を細くする「NICR(下腿筋肉萎縮術)」という治療法もあります。どちらが適しているかは筋肉の状態や患者の要望次第なので、まずはクリニックに相談してみましょう。

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