過度な脇汗はボトックスで解消できる!多汗症の原因は?

夏場に限らず、脇にじっとりと大量の汗をかいてしまう方は「多汗症」を疑いましょう。よく汗はかくけど、自分が多汗症だと気づかないこともありますし、多汗症ではないのに汗を気にしている方もいらっしゃいます。

脇汗がボトックスで抑制できる多汗症は、体質ではなく、れっきとした病気だということをご存じでしょうか。今まであまり汗をかかなかったのに、最近になってやたらと汗っかきだ…という方は注意する必要があります。

汗をかくということは代謝もアップするのでいいことではあるのですが、人並み以上に汗をかいていると感じることが不安となり、精神的ストレスにもなりえます。

ケアも大変ですし、抑えられる汗は抑えたいと思っている方がほとんどだと思います。

多汗症の原因は様々ですが、その中のひとつとして精神的なものが原因となることがあります。精神的なものから発汗してしまう「精神性発汗」は、エクリン腺によって汗を異常にかくことです。手の平にも異常な汗をかくため、自分でも気づきやすいでしょう。しかし、自分でも気づきやすく人目につきやすいため、周りに迷惑をかけてしまっていると思いこみ、不安が募り、さらに発汗を促してしまいます。

汗を止めるためには、ボトックスが一番

精神的なものが原因で異常なほど汗をかいてしまうなど、多汗症である原因は様々ですが、何が原因であったとしても、異常な発汗を止めるには根本から解決しなければなりません。

ボトックスで多汗症治療人によっては一生改善することが難しい可能性もあります。

しかし、かいている汗を止めるだけならば、ボトックス注入が一番です。ボトックスは、ニオイのもととなるアポクリン汗腺や、汗腺のもととなっているエクリン汗腺の働きを衰えさせる効果があります。

また、精神性発汗の場合は、汗が止まることによってストレスが緩和されるようになり、一度の施術で半永久的な効果を得ることも考えられます。

ボトックス治療はワキガにも効くといっているクリニックもあるのですが、ワキガ特有の強いニオイは消すことができません。軽いワキガであれば、汗をかかなくなったことでニオイも消すことができますが、あくまでも、脇や手足の発汗を少なくするための治療法だと考えてください。

繰り返しボトックス治療を行うことによって、アポクリン汗腺とエクリン汗腺が徐々に萎縮していきます。すると、注射をした部位の持続効果が長くなったり、よりボトックスの効き目を強く感じられるようになったりします。

何が原因で多汗症になっているのかは人それぞれですから、その原因を改善するよう心がけることも大切です。異常に汗をかいていると感じた方は、一度医師にみてもらうといいでしょう。

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