下がり気味の口角にもボトックスは有効?
下がった口角もボトックスで元に戻る?そのワケをご紹介します。
笑顔は、相手に良い印象をあたえる第一条件ですが、そんな笑顔をつくるためにも最も大切なパーツが、口元です。
口元を隠していれば笑っているかもわかりませんし、笑っていても口元に大きな変化がみられないとそれほど感情が動いているようにも思えません。やはり、口角がキュッとあがって、大きな口で笑っていた方が、良い笑顔に見えますよね。
逆に、口角が下がっていれば笑顔のその逆、不機嫌そうに思われてしまいがちです。本人は全く不機嫌ではないのに、口角が下がってしまっているばかりに、周りから不機嫌そうに思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
口角が下がってしまうのは、皮膚のたるみが一番の原因です。
ボトックスが口角アップに効く理由
口元の表情をつくっている筋肉は、3種類です。
・頬と口角を結ぶ「大頬骨筋」。
・口角とあごを結ぶ「口角下制筋」。
この3種類になりますが、口角がもし少しでも下がっているのであれば、口角挙筋や大頬骨筋よりも、口角下制筋を使っているはずです。また、口角挙筋と大頬骨筋がゆるんでしまうことで、口角が下がります。
口角をアップさせる治療にも、ボトックス治療はよく使われています。
最もスタンダードな方法が、口角下制筋にボトックス注射をして、口角下制筋の力を弱める方法です。ボトックスには筋肉の働きを抑える作用があるため、注射することで口角を引き下げる力が弱まるのです。
そして口角挙筋や大頬骨筋の力が強まることで、口角を自然にアップさせます。
表情豊かに見える、アヒル口をつくる施術
口角を引き下げる口角下制筋にボトックス注射をすれば、自然に口角が上がるのですが、最近では上唇を上に引き上げるための筋肉にもボトックス注射をし、「アヒル口」をつくるための施術も人気です。
口角を引き下げている力を弱め、上唇を上に引き上げる力も弱めることで、口角のみがアップするため、若々しくてかわいらしいアヒル口をつくることができるのです。