ボトックスで小顔になれる?

顔の表情じわや、多汗症治療としてお馴染みのボトックスですが、小顔治療のためにも用いられることがあります。フェイスラインをすっきりさせる、というよりも、エラが張ってしまった顔をスッキリさせるための治療として効果的です。

なぜエラができてしまうのか?

一般的にエラ張り顔と言われている原因は、大きくわけて3つです。

■原因その1:骨格
子どもの頃から、または思春期の頃からエラが目立つようになった、という方は骨格が原因であることが多いでしょう。若い頃からの場合はほとんどが遺伝で、両親や近い身内に同じような骨格の方がいるはず。
■原因その2:むくみ
身体は細いのに、顔だけは大きく見える。または、日によって顔の大きさが違う気がする、という方はむくみが原因であることがほとんどです。耳の裏のやや下あたりに、リンパ節がありますが、その流れが滞ることによって顔がむくむようになってしまいます。試しにご自分で触ってみて、ゴリゴリとこっているようでしたらリンパが滞っている証拠。自分でマッサージしてもいいですし、エステに行って本格的にもみほぐしてもらうといいでしょう。
■原因その3:咬筋の発達
咬筋とは、口を動かす時に必要となる咀嚼筋の一種で、頬骨と下顎骨に付着しており、下顎を引き下げて歯を咬み合わせるために必要となる筋肉のことです。この咬筋が発達しすぎてしまうと、エラ張り顔となってしまいます。

ボトックスで小顔になれる理由

小顔対策はボトックスで!ボトックス治療で小顔が期待できるのは、「咬筋が発達している場合」です。

骨格が原因でエラ張り顔になってしまっている場合には、エラの骨を削ることでしか解決する方法はないのですが、咬筋が発達の場合であっても以前は骨を削ることで解消していたようです。

しかし、最近ではエラボトックスが登場したことで、骨を削る施術は一気に減少しました。

ボトックスは、筋肉に注射することによってその筋肉の動きを和らげる作用があるのですが、咬筋に注射することによって咬筋が委縮を起こし、エラの原因となっていた筋肉が徐々に細くなっていきます。そして、フェイスラインがスッキリとして、小顔を手に入れることができるのです。

今までは、骨を削ることで根本的な解決ができると思われていましたが、咬筋はエラの骨よりもはるかにボリュームがあるため、骨を削るより、ボトックスで筋肉を萎縮させた方が見違えるほど小顔になることがあります。

骨が原因だと思っていても、咬筋が原因であることが多いので、まずは美容外科に相談してみるといいでしょう。

このページの先頭へ